NTTデータエンジニアリングシステムズは2月18日、ものづくり業界向けのクラウドサービス「Manufacturing-Space」の最新Version 4.5を、3月9日から提供開始することを発表した。
提供を開始するVersion 4.5では、「DC-Sync for Desktop」を改良し、ファイルのアップロードのみ実施する非同期のモードを追加することで同期を望まないケースにも対応。
データ作成者がローカル端末を非同期のモードに設定することで、ほかの拠点でファイルを編集、削除された場合でも元のデータはデータ作成者のローカル端末に残すという、ローカル端末とクラウド間での柔軟なデータ連携を実現している。これにより、意図しないデータの消失防止も可能だという。
また、データコンシェルジュでは、データファイルの一覧表示で作業状況が一目で分かるように、カラーラベルをデータファイルに付加する機能が追加された。このカラーラベルをデータコンシェルジュのデータ検索機能の条件に追加し、データ検索機能の強化を図っている。
さらに、Manufacturing-Spaceの操作性の改善を図るため、モバイル端末に適したパズル認証を採用。従来の安全性を確保しながら、モバイル端末でのログインが容易に行えるようになったという。
なお、Manufacturing-Space「データコンシェルジュサービス」年間契約の月額利用料は、基本料が1,000円/月(税別)、100GBの場合:12,000円/月(税別)となっている。