PostgreSQLグローバルデベロップメントグループは2月13日(米国時間)、「PostgreSQL: PostgreSQL 12.2, 11.7, 10.12, 9.6.17, 9.5.21, and 9.4.26 Released!」において、サポートしているすべてのバージョンのPostgreSQLの最新版を公開したと伝えた。今回の公開では、1つの脆弱性と75個以上のバグが修正されている。
公開されたプロダクトおよびバージョンは次のとおり。
- PostgreSQL 12.2
- PostgreSQL 11.7
- PostgreSQL 10.12
- PostgreSQL 9.6.17
- PostgreSQL 9.5.21
- PostgreSQL 9.4.26
今回のリリースに含まれている「PostgreSQL 9.4.26」は、今回のリリースが最後のバージョンになる見通し。以降、PostgreSQLの9.4系はサポートの対象から外れることになる。PostgreSQLグローバルデベロップメントグループは今こそPostgreSQL 9.4系からサポートが提供されているほかのバージョンへアップグレードするタイミングとしており、移行を推奨している。
今回のリリースは累積的な更新リリースであり、アップデートを実施するためにデータベースのダンプおよびリロードといった作業は不要とされている。PostgreSQLを終了し、バイナリを更新することでアップグレードが完了する。ただし、1つ以上の更新リリースをスキップした場合は、追加の更新の手順を実行する必要があるとされており注意が必要。