トライバルメディアハウスとNTTデータは2月12日、企業のマーケティング活動を支援する「インフルエンサーリレーションズサービス」を提供開始した。価格は、初期費用が130万円(税別)から、月額費用が30万円(同)から。両社は、今後1年間で50ブランド、3年後に400ブランドの利用を目指す。
新サービスは、Twitterデータの全量分析により、ブランドに愛着を持ちTwitter利用エンドユーザーに対して発言の影響度が大きいエンドユーザー(ファンインフルエンサー)の発見・コミュニケーション管理、購買影響度の測定を行うもの。
既存のインフルエンサーマーケティングは、フォロワー数によって選定したインフルエンサーが起用される傾向にあり、またマーケティング効果測定においても、インフルエンサーによるツイートのインプレッション数やエンゲージメント数で測ることが多いため、企業からはフォロワーの購買意思や行動までの影響度を測りたいという声があるという。
同サービスでは、Twitterでブランドに関するツイートをした際にフォロワーの意識・態度・行動変容に影響を与えているエンドユーザーの調査から、ブランドとの関係構築、効果測定までを行うとしている。
これにより、個人単位でブランドごとの愛着度及びブランド関連発言に対する周囲への影響度を意識・態度・行動変容という指標で可視化可能になるとのこと。
企業は、ファンインフルエンサーとのコミュニケーションを図り、購買行動への影響度を可視化することで、ファンインフルエンサーとの長期リレーションに基づく友好的なプロモーション施策の実現が可能になるとしている。
同サービスでトライバルは、同サービスのコンセプト及びロジック設計とサービス運用管理を担当する。
NTTデータは、同サービスのインフラ構築、Twitter全量データの提供、データ分析・加工、加工データ連携を担う。