インテックは2月12日、「マネージド型仮想デスクトップサービス」の提供を、月額利用可能なサービスとして1月より開始したことを発表した。
同サービスは、利用する場所や端末に縛られない利便性と、データをローカル環境に保持しないでセキュリティ確保を実現できる仮想デスクトップ(DaaS)を月額制で提供するもの。
仮想デスクトップ管理やWindows10アップデートといったシステム運用・監視を同社が請け負い、企業のシステム管理者の負荷軽減を図るマネージドサービスも提供するという。
仮想デスクトップのサービス基盤には、マイクロソフトのクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」および、シトリックスのクラウドサービス「Citrix Cloud」を採用している。
同サービスの提供価格は、初期料金が税別10万円、月額料金は1台あたり税別3,980円から(最低契約数は50台)。
なお、2020年の春には、カスタマイズ可能なオーダーメイド型の仮想デスクトップサービスの提供も予定しているという。さらに、インテックの「統合型閉域ネットワークサービス」の利用により、顧客のネットワークとの閉域接続による仮想デスクトップとの相互利用や、「Microsoft Azure」の活用に繋がる各種ソリューションの提供を目指すということだ。