NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は7日、外出先などオフィス以外の場所でワークスペースを確保できる「Dropin(ドロッピン)」の実証実験を2月より本格化し、トライアル利用者およびワークスペース提供店舗の募集を同日より開始したことを発表した。
「Dropin」は、スマートフォンの専用アプリを使って、今いる場所の近くですぐに仕事できるカフェやコワーキングスペースなどを検索でき、そのまま予約や決済が行えるサービス。事前に公衆Wi-Fiや電源の有無、空席状況の確認できる。
本格実験は、ジェイアール東日本フードビジネスが運営する「BECK'S COFFEE SHOP」「5 CROSSTIES COFFEE」の一部店舗において、2019年12月より限定的に実施したトライアル結果が好評であったことを踏まえ、より幅広く参加者を募るだけでなく、新たにワークスペース提供店舗の募集を開始するもの。
トライアル利用者がスムーズに利用できるかなど、ユーザー体験の価値検証を行うのに加えて、ワークスペースを提供する店舗側の運用状況も検証するという。
期間は2月7日~3月31日(予定)で、応募フォームより申し込んだトライアル利用者および店舗が対象となる。実施店舗は「BECK'S COFFEE SHOP」ほか順次追加予定ということだ。