freeeは2月6日、千葉銀行と参照系のAPI(金融機関の口座情報を外部連携するAPIには、参照系APIと更新系APIの2種類あり、参照系APIは金融機関の入出明細や残高情報等を外部サービスに情報連携するAPI、更新系APIは外部サービス内から振込に係る情報連携を実現するAPI)である「TSUBASA FinTech共通基盤」を活用した個人口座(個人事業主含む)の利用明細の取り込みを開始したと発表した。
API連携以前は、千葉銀行のインターネットバンキングのユーザーIDとパスワードを「クラウド会計ソフトfreee(会計freee)」上に保存し、その情報を用いてシステムが機械的にオンライン・サービスへログインした上で、利用明細を会計freeeに取り込んでいた。
今回の連携により、ユーザーは会計freeeにユーザーIDとパスワードを保存することなく、千葉銀行の利用明細を自動連携できるようになり、安全かつ安定的に会計freeeでの自動仕訳など明細連携のメリットを享受できるという。
また、今回のTSUBASA FinTech共通基盤との連携により、今後はインターネットバンキングの契約がなくても、無料で使える「ちばぎんID」の登録により、会計freeeと自動連携ができるようになる。なお、法人口座も5月末までのAPI連携を進めている。