エネルギー、石油・天然ガス開発、金属事業を中核とするJXTGホールディングス(以下、JXTG)とシェアサイクルプラットフォームを展開するOpenStreet社(OpenStreet株式会社)は31日、将来のモビリティプラットフォーム構築を目指し協業を開始することを発表した。

  • 1月23日に行われた協業開始に向けたセレモニー時の様子。向かって左より、OpenStreet 横井代表取締役、JXTGホールディングス執行役員 未来上推進部 矢崎部長、OpenStreet 佐藤COO券取締役 (JXTG資料より)

    1月23日に行われた協業開始に向けたセレモニー時の様子。向かって左より、OpenStreet 横井代表取締役、JXTGホールディングス執行役員 未来上推進部 矢崎部長、OpenStreet 佐藤COO券取締役 (JXTG資料より)

OpenStreet社は、電動アシスト自転車やスクーターなどモビリティのシェアリングサービスを提供するスタートアップ企業。各地で実証実験を重ね、検索や予約、決済の手続きをアプリによって行えるプラットフォーム(「HELLO CYCLING」/「HELLO SCOOTER」)を提供している。

31日、JXTGはJXTGイノベーションパートナーズ合同会社を通じてOpenStreet社への資本参画を発表。同社は昨年5月に「2040年JXTGグループ長期ビジョン」を策定(同社公式Webサイト内「長期ビジョン・中期経営計画」)し、低炭素・循環型社会やデジタル進展、ライフスタイルの変化に即した2040年のビジョンを示している。

今回の協業により、約1万3千箇所のENEOSサービスステーションや電力事業ネットワークなどJXTGホールディングが全国に持つアセットを活用した将来的なモビリティプラットフォーム構築へと向かう。

  • 両社で協力してモビリティステーションを構築していくイメージ(JXTG資料より)

    両社で協力してモビリティステーションを構築していくイメージ(JXTG資料より)