Microsoftは1月28日(米国時間)、「January 28, 2020—KB4532695 (OS Builds 18362.628 and 18363.628) - Windows Support」において、Windows 10 version 1903およびWindows 10 version 1909向けのアップデート(KB4532695 - 1903 Build 18362.628、1909 Build 18363.628)の提供を開始したと伝えた。これはバグ修正を目的としたアップデートで、Windows Updateなどからアップデートを適用できる。
今回のアップデートで注目されるのはInternet Explorerのバグが修正された点など。以前のアップデートでは、Windows 10のInterner Explorer 11にバグが混入しており、次の問題が発生していた。
- Internet Explorerの検索バーがユーザーの入力を受け付けない
- Internet Explorerの検索バーでマウスの右クリックによるクリップボードのコンテンツを貼り付けられない
今回のアップデートで、これらの問題が改修されている。また、Windows Helloの顔認証精度の向上、スタートメニューにおけるタイル順序カスタマイズ問題の修正、コントロールパネルおよびエクスプローラにおける検索によるボックス表示の問題、タッチキーボードクローズの問題、フラッシュドライブの問題、誤ったインジケータの問題などが修正されている。
緊急性の高いアップデートではないが、該当する問題が生じていた場合は、今回のアップデートを適用することで問題が解決する可能性がある。