商圏分析ソリューションの開発や販売、運営を行う技研商事インターナショナルは21日、KDDIと協業開発した地図情報システム「KDDI Location Analyzer」の分析機能を強化したことを発表した。

昨年10月に搭載した"来訪者居住地分析機能"をさらに強化し、"町丁目単位"で来訪者のエリアをヒートマップで地図表示させるもの。チラシの配布エリアの選定や屋外広告看板の効果測定などに活用できる。

  • 「KDDI Location Analyzer」市区町村と町丁目単位の違い(同社資料より)

    「KDDI Location Analyzer」 市区町村と町丁目単位の違い(同社資料より)

「KDDI Location Analyzer」は、ユーザー同意のもと、移動履歴の排除、位置情報のメッシュ化による非特定化、少数値のマスク化による秘匿処理で取得した位置情報ビッグデータをベースに商圏分析を行うクラウド型地図情報システム。滞在人口分析、通行人口分析、主要動線分析、来訪者属性・居住地分析などの機能を有している。