大和ハウス工業、フジタ、キッズウェイは、スマートフォン&タブレットを活用したビデオチャット、ホワイトボードなどリアルタイムの情報共有機能を持つクラウド型管理システム「CONNET(コネット)」を販売開始することを20日発表した。
建設現場の働き方改革を目指し共同開発された「CONNET」は、ビデオチャット機能、ホワイトボード機能、ファイル共有機能を有し、建設現場をはじめとした就業現場と管理部署との間のコミュニケーションを円滑に行うためのソリューションだ。
ビデオチャット機能では、最大4名まで各現場のユーザー同士が会話を行うことができ、録画にも対応している。ホワイドボード機能は、現場で撮影した画像を各ユーザーの端末に表示、双方で文字やタッチペンなどでの書き込みを行える。
通話他、ユーザーのやり取りはすべてクラウドに保存され、どこにいても内容の確認が可能でユーザーの追加も現場で発行されるQRコードの読み取りで行えるなど、複数の建設現場での関係者の迅速なやりとりが行えるよう工夫が凝らされている。
同ソリューションはキッズウェイがシステム開発、大和ハウス工業とフジタの両社が現場で約半年間、実証実験を行っている。サービスはすでにフジタで先行導入されており、今後大和ハウス工業でも導入される予定だ。