ネットワークのトータルソリューションを提供するエイチ・シー・ネットワークスは、複数情報源からリアルタイムの脆弱性情報を自動で収集した脆弱性情報データベース「VI-Engine(ブイアイ エンジン)」のβサービスの提供を開始した。
16日より開始した「VI-Engine」βサービスは、複数のサイトで公開されている脆弱性情報をリアルタイム収集。共通脆弱性評価システムCVSS(Common Vulnerability Scoring System)のスコア、脆弱性を利用したソースコードExploitの有無、SNSで公開されている情報をベースにデータベースを作成し、対策を推奨する脆弱性のランキングなどがブラウザで閲覧できる形で提供される。
6月にリリース予定の正式版では、自社IT資産情報を「VI-Engine」にアップロードすることで、IT資産に対する脆弱性対策状況の統計レポートを提供する機能が追加される。レポートはCSV形式、PDF形式ダウンロード提供を想定している。βサービスの利用は無償で正式版は、年額84万円(税別)を予定している。