NTTデータ先端技術は1月17日、クラウド化を検討している企業に向けて「Deep Security 監視サービス」の提供を開始すると発表した。今後、同サービスを2025年までに100社、1万台に対し、提供すること目標としている。 同サービスは、オンプレミスからクラウド環境へのシステム移行にあたり、クラウド環境でのセキュリティ対策を検討している企業に向けたサービス。
NTTデータ先端技術のセキュリティスペシャリストがサーバ群の総合的な監視が可能なトレンドマイクロの総合サーバーセキュリティ対策製品「Trend Micro Deep Security」が検知したセキュリティログと、独自で収集した脅威情報やシステムの資産情報などを脅威情報データベースを備えた分析エンジン「IntellilinkARGUS(インテリリンクアルゴス)」を用いて相関分析を行う。
通常時はTrend Micro Deep Securityの管理マネージャのアップデートやチューニングなど行い、最新のセキュリティ状態を維持し、セキュリティスペシャリストが24時間365日体制で監視を行い、インシデント発生時には迅速にメールや電話にて報告、適切な対応方法についてのアドバイスを実施する。
オンプレミス・クラウド環境を問わずサーバ群の総合監視が可能なTrend Micro Deep Securityの導入からIntellilinkARGUSを用いた高度な分析・監視、インシデント発生時の適切な対応アドバイスまで、一元的に支援するため、監視を行いたいシステムを指定するだけで、特定が難しい脅威の検知から万が一インシデントが発生した際の迅速な対応が可能になるという。