米シトリックスは1月14日(現地時間)、デスクトップ仮想化製品「Citrix Virtual Apps and Desktops」からリアルタイムで得られるテレメトリーデータを統合する独自の機械学習エンジンを用いる、パフォーマンスアナリティクスサービス「Citrix Analytics for Performance」の提供開始を発表した。

同サービスは、独自の機械学習エンジンにより、ユーザーが得ているエクスペリエンスを機械のパフォーマンスだけでなく、ユーザーのログイン時間、ネットワークのレイテンシー、ネットワークの安定性までを含めた、アプリケーションへのアクセスに影響する項目も考慮した独自の「UX Score」に数値化する。

このスコアにより、IT管理者は「パフォーマンスの劣化を迅速に発見し、その原因を特定する」「パフォーマンスが劣化しているユーザーのグループやビジネス拠点を容易に発見する」「パフォーマンスのトレンドとユーザーエクスペリエンスの異常を追跡する」「システムのパフォーマンスとユーザーエクスペリエンスを包括的に評価および報告する」といったことが可能になる。