XilinxとBaiduは、Baiduの量産対応自動バレーパーキング(AVP)向け「ACU(Apollo Computing Unit)プラットフォーム(ACU-Advanced)」に車載グレード(XA)のZynq UltraScale+ MPSoC「XAZU5EV」が採用されていることを明らかにした。

バレーパーキングは運転手に代わって駐車場などの専門員が駐車作業を行うもので、Zynqはこの自動化におけるセンサフュージョンとAIプロセッシング処理に活用される。同プラットフォームは、BaiduのPaddlePaddleフレームワークと完全互換で、5個のカメラと12個の超音波レーダーの処理を担うという。

なおXilinxでは、ACU-Advancedについて、XA Zynq UltraScale+ MPSoCをベースとする業界初の量産対応AVPコントローラーであると説明している。

  • XA Zynq UltraScale+ MPSoC

    XA Zynq UltraScale+ MPSoCのパッケージイメージ