デル テクノロジーズ(デル/EMCジャパン)代表取締役社長 大塚俊彦氏は、2020年の年頭所感を発表した。

新年あけましておめでとうございます。新しい年を迎えるにあたり、旧年中に皆様から賜りましたご支援、ご厚情に、厚く御礼申し上げます。


昨年はデル テクノロジーズ設立から3年という節目を迎える中、「Real Transformation」をテーマとして掲げ、お客様の「変革の実現」に向けてのご支援に取り組んでまいりました。同時に、先進テクノロジーを活用したデジタル変革の事例や経験も多く蓄積することができました。製品・ソリューションにおいては、5月にクラウド インフラストラクチャー ソリューション セットの「Dell Technologies Cloud」、エンドユーザー エクスペリエンスのトランスフォーメーションを支援する「Dell Technologies Unified Workspace」を、11月には自律型インフラストラクチャー「Power One」や従量課金制の支払いサービスを拡張した「Dell Technologies on Demand」を発表し、統合型ソリューションの強化をはかるとともに、各製品群においても多くの機能強化とポートフォリオの拡充を実現してきました。お蔭様で日本でのビジネスも堅調に拡大し、お客様やパートナー様のご要望にさらにお応えしていくよう、営業部門、エンジニア部門、サポート部門の大幅な強化を図ってまいりました。


デル テクノロジーズは2020年から始まる次の10年を、「Next Data Decade(データが導く次の10年)」として位置づけています。今年はその始まりとなる1年です。企業や社会の抱える課題を解決し、社会全体にイノベーションを起こしていくために、先進的なテクノロジーを活用して膨大なデータから新たな価値を生み出していくことが期待されています。そのような中、本年も我々が皆様をご支援できる機会は非常に多いと感じています。2020年はデジタル変革への取り組みが一層進み、先進テクノロジーの活用形態も5Gの実用化、エッジコンピューティングやマルチクラウドの進展が予測されます。こうした環境の中、デル テクノロジーズが設立以来、提唱・推進してきた、お客様の変革の実現に向けた具体的かつ実践的な取り組みへのご支援をより一層強化してまいります。


本年も引き続き4つのトランスフォーメーション(「IT変革」「アプリケーション変革」「働き方改革」「セキュリティ変革」)を中核に据えながら事業を推進してまいります。お客様の変革に貢献する真のパートナーを目指して、お客様とともにより具体的に前進していくためのご支援に、社員一同取り組んでまいる所存です。


本年もより一層のご高配を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。