NEC 代表取締役社長 新野隆氏は、2020年の年頭にあたり、NECグループ社員向けに以下のような新春メッセージを伝えた。

2020年はNECにとって、いろいろな意味で特別な年になります。


この4月から「2020中期経営計画」の最終年度が始まります。 2018年度にカルチャー変革を始めとする変革に着手し、2019年度は業績の回復 を目指すとともに、人事評価や業務プロセス、働き方の改革、さらにはNECの DX戦略の策定を進めています。2020年度はこれらを足場に、NECが本格的な 攻勢に転ずる年です。皆さんには、新年度からフルスロットルで動くことが できるよう準備をお願いします。


そして、いよいよこの7月から東京2020オリンピック・パラリンピックが開催 されます。東京2020大会は、新しいNECの力が世界から試される大きな局面で あると私は考えています。昨年のラグビーワールドカップ2019日本大会に おいて、NECはオフィシャルスポンサーとして顔認証システムを始めとする パブリックセーフティの領域で大きな貢献を果たすことができました。 この経験をもとに東京2020大会では、ゴールドパートナーとしてさらに大きな NECの力を世界に示して、これからの社会を支える新たな価値を社会に築いて いきましょう。


2020年はNECにとってまさに「スペシャルイヤー」です。社員の皆さん一人 ひとりが、心身の健康を保ち、目指す将来を正しく見据え、これまで培って きたアセットと経験を十分に活かすことで、新しい「NECの時代」を創って いきましょう。