テラスカイ 代表取締役社長 佐藤秀哉氏は、2020年の年頭所感を発表した。
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
東証1部移行後に向かえた最初の年である2019年。
私たちテラスカイはグループのさらなる飛躍のため、またお客様の増々のご発展をご支援するため多くの布石を打ってまいりました。
2年ぶりに開催したプライベートカンファレンス「TerraSkyDay」では、日本を代表する歴史ある企業が、レガシーシステムを抱えながらも確実にデジタルトランスフォーメーションを進めた事例をご紹介するとともに、確実な一歩を踏み進めるための手段をご提示致しました。さまざまな機会を通し、お客様のDXをさらに推進するべく体制強化を行い、引き続きグループの技術力・提案力を結集してご支援を行っていく所存です。
一方、昨年はグループの10年先の成長を見すえて、子会社新設や組織改編を行ってまいりました。その一環で設立した量子コンピューター専業の子会社Quemixは、大手企業による開発競争が激化するハードウェアに囚われることなく、量子コンピューティングの利用技術を極めることに集中した研究を行っております。
またコミュニケーションプラットフォーム「mitoco」は、お客様のニーズを捉え順調にユーザー数が増加してまいりました。コンタクトセンターやマーケティングチャネルとしてLINEを活用する「OMLINE」シリーズも、オムニチャネルの潮流により多くの引き合いをいただきました。このように、クラウドプラットフォームの導入実績に基づく知見を基に開発をはじめたサービスが、お客様の意見をいただきながらバージョンアップを重ね、成長致しております。
私たちテラスカイグループは、2020年も、クラウドにおけるコンサルティング、インテグレーション、サービス提供を通し、クラウドのリーディング・カンパニーとしてお客様企業をご支援してまいる所存です。