SingulaNetは12月17日、ブロックチェーン技術を利用したテレビ番組のファン育成プラットフォームである「LiveTV-Show(ライブ・ティービー・ショー)」を、博報堂DYメディアパートナーズと博報堂が発足した「HAKUHODO Blockchain Initiative」(博報堂ブロックチェーン・イニシアティブ)と共同開発したと発表した。その第1弾として、NST新潟総合テレビの情報番組である「八千代ライブ」への提供を12月末に開始する。
新プラットフォームは、デジタルアセットの所有権を安全かつ迅速に移転できるというブロックチェーン技術の特徴を応用し、テレビ番組のファンに、出演タレントのデジタルフォトやライブ映像などを数量限定で提供したり、ファンからギフティングを通じて番組を応援してもらうことができたりするという、生活者参加型の番組制作を支援するファン育成プラットフォーム。
八千代ライブに提供する専用プラットフォームでは、視聴者は、同番組の企画で結成したアイドルユニットである「ツナギッコ」の限定オリジナルフォトや楽曲を購入したり、Web限定配信番組を視聴しながらサイトのギフティングボタンを押すことで直接ツナギッコを応援したりして、その活動を支援できるという。
番組は、ファンからの支援をツナギッコの具体的な活動に生かすことで、ファンとの繋がりを構築しながら、双方向の番組作りを実現するとしている。