日本電気(NEC)は17日、課題解決型AI教育を実現するPBL(Project Based Learning)を担う講師を養成する「PBL導入プログラム」を、2020年7月から提供開始することを発表した。

同プログラムは、大学生・高等専門学生向けにPBLを実施するための講師を養成する研修プログラム。

AIに関する専門知識、データ利活用事例、データ利活用プロセスなどPBLを実施するために必要な知識を習得するためのカリキュラムから構成され、全国8か所で年2回開催する。期間は3か月間(42時間)。

使用するPBL教材は、滋賀大学データサイエンス学部および横浜市立大学データサイエンス学部の協力のもと、「NECアカデミー for AI」において開発を行うという。また、演習環境としてデータ分析を行うためのクラウド環境も提供するという。

課題解決型AI教育を行う大学および高等専門学校を対象とし、3年間で国内70校への提供を目指すということだ。