Comparitechは12月11日(米国時間)、「8 Best CPU Temperature Monitors」において、Windows 10で利用できるCPU温度モニタアプリケーションを紹介した。CPUの温度を監視することでデバイスが過熱していることを特定でき、デバイスに損傷が発生する前に対処することが可能になる。
取り上げられているアプリケーションは次のとおり。
- ManageEngine OpManager - CPU温度を監視するネットワークモニタリング・アプリケーション。このアプリケーションを使用することでCPU温度、メモリ使用率、ファン速度、クロック速度などをモニタリングできる
- HWMonitor - 温度およびファン速度を監視するためのハードウェア監視アプリケーション。ITE IT87シリーズやWinbond ICといったセンサーチップと互換性あり
- Open Hardware Monitor - オープンソースのハードウェア監視プラットフォーム。温度センサー、ファン速度、電圧、負荷、クロック速度などを監視する
- Core Temp - コンピュータプロセッサのデジタルサーマルセンサー(DTS)の情報を取得するアプリケーション。Windows版のみならずAndroid向けのアプリも存在している
- SpeedFan - コンピュータの電圧、ファン速度、温度を監視するアプリケーション。ファン速度を制御し騒音を下げるといったことも可能
- AIDA64 Extreme - 温度、電圧、ファン速度、電力など250個以上のセンサーをサポートしたハードウェアモニタリング・アプリケーション
- Rainmeter - CPU温度モニタリング・アプリケーション。カスタム可能なスキンあり
- HWiNFO - 無料のハードウェアおよび温度モニタリング・アプリケーション。リアルタイム監視機能およびアラートシステムを含む
すべてのPCは熱を放出するが、PCが耐えることができる熱の量には上限がある。デバイスの温度を監視することはデバイスが過熱することを防ぐために役立ち、毎日使用するインフラストラクチャの寿命を伸ばすことにつながるとされている。
いくつかのアプリケーションはWindows版のみならずLinux版も提供している。HWMonitor、Open Hardware Monitor、Core Temp、SpeedFanは「Windows 10でCPUの温度を調べるツール5選と対処方法」においても取り上げられている。