電子契約サービス「クラウドサイン」を提供する弁護士ドットコムは10日、顧客からの問い合わせフォーム、顧客管理システム(CRM)、申込書や契約書の作成、契約の締結など一連の営業プロセスを迅速化するソリューション「クラウドサイン Sales Automation」をリリースした。

作成から締結、保管とクラウドで行える便利な電子契約サービス「クラウドサイン」は2015年10月より開始し、既に導入実績は50,000社を突破。9月には対面からタブレットなどで申し込みを電子化する「クラウドサインNOW」をローンチするなど法律行為のニーズを捉えたサービスを展開している。今回同社がはじめた「クラウドサイン Sales Automation」は、クライドサインによる契約の電子化の機能を含めた営業プロセス全体を迅速化するためのもので、以下の必要機能が実装されており各機能が自動連携する。

  1. お問い合わせフォームの作成・管理機能
  2. 顧客管理機能
  3. 取引先審査機能
  4. 契約書・申込書等の帳票作成機能
  5. 契約書・申込書等の締結機能
  6. ワークフロー機能
  7. 掲示板、カレンダーなどのグループウェア機能
  • 「クラウドサイン Sales Automation」のワークフロー(同社資料より)

    「クラウドサイン Sales Automation」のワークフロー(同社資料より)

契約の前段階にあたる営業プロセスを含めた統合されたサービス提供を行うことができるようになるため、受注率や売上向上など営業生産性向上が期待される。