JTBは11日、同グループが目指す「第三の創業」を具現化する「JTB EVP」に取り組み、その中核となるサービスとしてJTBベネフィットを通して、新サービス「flappi(フラッピ)」の提供を2020年春に開始することを発表した。
「JTB EVP」は、課題を可視化する「サーベイ分析機能」、課題抽出・施策提案・効果検証を行う「コンサルティング機能」、JTBが培ってきた法人顧客とその従業員の関係性強化に資するサービス群を提供する「施策提供機能」を一連のループとして提供することで、企業の経営課題を解決するソリューションモデル。
来春から提供開始する「flappi」は、企業の持続的な成長を、従業員と組織の両面からサポートする新たなサービス。従業員が内発的動機に促されてアクションし、 自ら成長していくことができる環境づくりを支援するものだ。
従業員のパーソナルデータや連携サービスの利用状況からの行動データを収集し、AI等により分析。個々に合ったサービスのレコメンデーションを行うことで、従業員の個別支援策と多様性、自律性を活かす組織施策を推奨するとともに、データの可視化を通じて組織課題をあぶりだして解決策を提供し、従業員と組織の持続的成長を支援するということだ。