フランスのCriteo(クリテオ)は12月9日、小売業者のECサイト上やモバイルアプリ内でブランドの広告を表示させることができる新製品「Criteo リテールメディア」の提供を12月1日から開始したと発表した。
新製品は、小売業者の自社ECサイトに訪問者の閲覧内容に合わせたおすすめ商品を表示させたり、検索結果や行動履歴に連動したおすすめ商品を表示させたりすることができる広告ソリューション。
小売業者は自社ECサイトの収益化を向上することができ、ブランド企業は卸先のECサイトという購入に近いポイントでの広告配信が可能となるほか、関連性の高い商品の広告を表示することで、ユーザーには快適なオンラインショッピング体験を提供するという。
主な特徴として、ブランドや代理店が複数の小売ECサイトに広告を掲載できるプラットフォームであり、認知から検討、コンバージョンまでフルファネルでブランドのマーケティングゴールをサポートする。また、CPC・CPMベースの価格モデルにより、低予算からの導入が可能なことに加え、柔軟なターゲティングオプションとAIによる最適化が図れるとしている。
さらに、多様な広告形式やクリエイティブ機能をサポート(スポンサードプロダクト、ネイティブ、IAB標準ディスプレイ、ビデオ)するとともに、柔軟性のあるレポーティング機能でカテゴリーやSKUレベルで商品の売上を表示するという。