Q-Successから2019年12月のWebサーバのシェアが発表された。2019年12月はApacheとMicrosoft IISがシェアを落とし、Nginx、Cloudflare Server、LiteSpeedがシェアを増やした。

長期にわたるApacheの下落傾向とNginxの増加傾向は、他の調査結果とも一致している。LiteSpeedはApacheの設定ファイルと互換性のある高性能Webサーバ。Apacheよりもスケーラビリティが高いと言われており、処理性能が追いつかなくなったApacheサーバをLiteSpeedに置き換えるだけで高速化が期待できるとされている。

  • 2019年12月Webサーバシェア/円グラフ

    2019年12月Webサーバシェア/円グラフ

  • 2019年12月Webサーバシェア/棒グラフ

    2019年12月Webサーバシェア/棒グラフ

  • Webサーバシェア推移グラフ - 資料: Q-Success提供

    Webサーバシェア推移グラフ - 資料: Q-Success

順位 Webサーバ 今月のシェア 先月のシェア 推移
1 Apache 43.0% 43.7%
2 Nginx 30.7% 30.6%
3 Cloudflare Server 11.9% 11.4%
4 Microsoft-IIS 8.0% 8.1%
5 LiteSpeed 5.2% 4.9%
6 Google Servers 1.0% 1.0%
7 Node.js 0.7% 0.7%
8 Apache Traffic Server 0.5% 0.5%
9 Tomcat 0.2% 0.2%
10 IdeaWebServer 0.2% 0.2%
11 Cowboy 0.1% 0.1%
12 Tengine 0.1% 0.1%
13 Kestrel 0.1% 0.1%
14 Lighttpd <0.1% <0.1%

Q-Successは、上位1000万のWebサイト(2013年6月までの上位100万)を調査対象としており、Alexaによって提供されたWebサイトの人気ランキングの3カ月の平均順位を用いている。