データ・アプリケーション(DAL)は11月29日、EDIトランスレータの最新版「AnyTran V6.5」とWindowsクライアントOSで動作する「AnyTran Desktop V6.5」を発売した。価格はいずれも税別でAnyTranが120万円、AnyTran Desktopが6万円。

AnyTraのn最新版では、Java8、Java11などサポートするJava環境を拡大し、Oracle Database 19c、PostgreSQL 12などのデータベースを新たにサポート。また、AnyTran Desktopの最新版は、AnyTran Desktop V4からメジャーバージョンアップし、AnyTranと同様Java環境で動作するようにした。

AnyTranは、国内外の標準EDIフォーマットをサポートし、取引先との受発注データなどのEDIデータを自社の基幹システムへの取り込みや、基幹システムから取引先にあわせたEDIデータを作成する際のフォーマットや文字コードの違いを吸収できるEDIトランスレータ。

ノンプログラミングによる開発生産性の向上、仕様書としても利用可能な変換定義情報のExcel出力など、プログラム開発での属人化を排除し品質の標準化を実現することに加え、UNIX、Linux、WindowsなどJavaをサポートするプラットフォームで動作するAnyTranと、WindowsクライアントOSに限定したAnyTran Desktopを用意しており、用途や利用環境にあわせて製品を選択できる。