日立ソリューションズは11月27日、インターネットを通して地図、衛星・航空写真・地形、3D地図といったコンテンツとSDK群を提供する、米・Mapboxのクラウドサービス「Mapboxサービス」を、12月2日から販売開始することを発表した。
同サービスは、地図(3Dを含む)、衛星・航空写真、地形などのコンテンツをクラウドで提供するもの。既に米・UBERやFacebookなどの先端企業を中心に採用され、160万人以上の地図を利用したサービスの開発者に利用されているという。
座標データをもとに位置情報の表示で柔軟にカスタマイズできる開発キット(SDK)を利用して、短期間で多彩な地図表現サービスを実現できるほか、国内版ではゼンリンの最新の地図やナビデータが提供され、同社の高品質の地図やデータ(道路、ビル詳細データなど)を利用したナビゲーションが可能となる。
さらに、ヒートマップやグラフ表示などをすぐに利用できる豊富な業務テンプレート(BCP・物流・不動産など)も利用することで簡易導入が可能。自社所有のデータの追加も可能となっている。
なお、販売開始は12月2日から、販売価格は「個別見積もり」となっている(クラウドサービスの従量課金制)。