Tenableはこのほど、 脆弱性の可視化・分析のためのソリューション「Tenable Lumin」において、 組織の評価成熟度をスコア化、 トレンド分析、ベンチマークする機能を導入して分析能力を拡張したと発表した。
具体的には、Tenable LuminのCyber Exposure Scoreが拡張された。 Cyber Exposure Scoreは、 データサイエンスに基づく脆弱性データの測定、脅威インテリジェンス、 資産重要度を組み合わせて、サイバーリスクを客観的に測定するもの。
今回の拡張により、 企業のセキュリティプログラムに基づいて、 包括的かつアクションに結び付くメトリクスおよび推奨アクションが得られるようになった。
今回、追加されたAssessment Maturity Score(評価成熟度スコア)は、脆弱性評価の頻度と深度を測定して、算出される。Assessment Maturity Scoreを活用することで、 サイバーリスクを軽減するための修復の優先順位づけ、 ビジネスへの伝達、 およびデータに基づいた意思決定をテクノロジーベースからリスクベースのアプローチにステップアップできる。
Assessment Maturity Scoreは、 2019年第4四半期の終わりまでに提供が開始される予定。