アットマークテクノは11月15日、同社のArmadilloシリーズの最上位モデルに位置し、NXP SemiconductorsのCortex-A7デュアルコア採用SoC「i.MX 7Dual」を搭載した組み込みプラットフォーム「Armadillo-X1」に新たにDRAM容量とストレージ容量を従来品比で倍増させたモデルを追加したことを発表した。
これによりRAM容量は最大2GB(DDR3L-1066)、ストレージ容量は最大8GB(eMMC)となる。それ以外の仕様は従来品と変わっておらず、同社ではシステムにIoT機能を組み込む場合などを想定してメモリとストレージ容量を増やしたモデルを追加したと説明している。
なお、発売は2019年12月16日からを予定しており、量産ボードの価格はオープンだが、Armadillo-X1のほか、SDスロット拡張ボード、無線LAN用外付けアンテナ、無線LAN用基板アンテナ、ACアダプタなどが付属する開発セットについては3万5800円(税別)としている。