ミクシィは15日、競馬総合情報メディア「netkeiba.com」をはじめ「週刊ベースボールONLINE」などスポーツ領域のサービスを展開するNet Dreamers(以下、ネットドリーマーズ)の株式取得による子会社化を発表した。株式譲渡実行日は2019年11月29日を予定している。
1999年にオープンした「netkeiba.com」は、国内最大級の競馬情報サイトとして月間ユーザー約870万人、ページビュー数10億超を誇る。20周年を迎えている「netkeiba.com」には、ジョッキーや競馬関係者からのメッセージも特集されている。ニュースやコラム、動画コンテンツに加え、競馬に関する豊富なデータベースを用いたコンテンツが強くコミュニティを支えている。
サービスの先にいるユーザーに対して創造や期待を超える価値のコミュニケーションサービスを通じた提供"ユーザーサプライズファースト"を理念として掲げるミクシィは、SNS「mixi」やスマホアプリ「モンスターストライク」など国内で広く価値を浸透させた実績を持つ。同社は、今回の子会社化発表に際し、重点戦略にスポーツ領域の事業成長を掲げ、施策を進めていることを明かしている。
スポーツや公営競技のメディア運営の知見を持つネットドリーマーズとコミュニティサイトや人気アプリの開発・運営の長い歴史を誇る同社の融合に新たな展開が期待される。