デルとEMCジャパンは11月7日、仮想ネットワーク製品をユーザーが自由に選択できるuCPE(universal Customer Premise Equipment)の最新モデル「Dell EMC Networking Virtual Edge Platform(VEP)1405シリーズ」を発表した。
同シリーズは、VNF(仮想ネットワーク機能)向けに最適化され、SD WANに最適なuCPE。サービスプロバイダーおよびユーザー企業は、さまざまな場所に分散している支店をクラウドにつなぐWANオペレーション環境を確立できる。
また、自社の物理アプライアンスから移行することで、設備投資を削減しながらSD-WANやファイアウォール、DPI、ルーティングといったさまざまなVNFをサポートできるという。
エッジロケーションおよびクラウド コネクティビティーに適しており、Intel Xeon-Dを搭載した大規模なモジュール型の「VEP4600シリーズ」と組み合わせることで、能力をさらに高めるということだ。
主な仕様は、CPUはIntel Atom C-3000 x86ベースプロセッサーを搭載し、ストレージは最大240GB、メモリーは最大32GB。イーサネットサポートは2×10G、6×1G。診断がオンボード/実行時診断機能、およびPOST(電源投入時の自己診断)をサポートする。本体サイズはW208×D200×H52。
価格は税別13万1,600円~(標準的な保守・導入作業費用抜き)で、7日から既にデル、EMCジャパンおよび両社のビジネスパートナーから提供を開始している。