米Microsoftは11月4日(現地時間)、年次イベント「Microsoft Ignite 2019」において、RPA(Robotic Process Automation)機能を搭載した自動化ツール「Power Automate」を発表した。
今回、Microsoft Flowは、Microsoft Power Platformとの整合性を高めるため、Microsoft Power Automateに名称が変更された。
RPA機能はUI flowsと呼ばれ、マウスクリック、キーボードの入力、データ入力などの段階的なアクションを記録し、それらを再生することで、手動タスクを自動ワークフローに変換する。UI flows用のコネクタは275以上用意されている。
AIビルダー機能を使用すると、請求書とフォームの処理、バイナリ分類、オブジェクト検出、テキスト分類を管理するAIモデルを簡単にトレーニングすることができる。
あわせて、誰もがインテリジェントなAIを搭載した仮想エージェントを作成および展開できる、ローコードアプリ「Microsoft Power Virtual Agents」も発表された。
「Microsoft Power Virtual Agents」はMicrosoftのPower Platformに統合されているため、事前構築済みのコネクタを用いて、数回クリックするだけでバックエンドシステムと通信できる。