ヤフーは11月1日、実店舗への購買誘導を目的に広告による告知から店頭販促までを一気通貫した、広告と販促が融合した新サービス「Yahoo!セールスプロモーション」を立ち上げたと発表した。また、第1弾の広告・販促商品として「PayPayコンシューマーギフト」の提供を同日より開始し、さらに第2弾の広告・販促商品として「PayPayリテールギフト」の提供を2020年1月に予定している。
PayPayコンシューマーギフトは、Yahoo! JAPANのサービス内に掲載されるオンライン広告でキャンペーンを告知し、ユーザーに対して商品購入を促す。ユーザーは対象商品を購入し、商品に付いたQRコードなどを読み込み、キャンペーンサイトで応募・抽選すると、PayPayボーナス・PayPayボーナスライトが付与される。
PayPayリテールギフトは、Yahoo! JAPANのサービス内に掲載されるオンライン広告でキャンペーンを告知し、ユーザーに対してキャンペーン対象の店舗での商品購入を訴求する。ユーザーはキャンペーンサイトで応募・抽選した上でキャンペーン対象の店舗に来店、対象商品を購入し、購入時にPayPayで決済すると、PayPayボーナスライトが付与さる。
PayPayコンシューマーギフトとPayPayリテールギフトは、主にメーカーを対象に購買促進を目的とした広告・販促商品で、ユーザーの購買プロセス(認知・興味喚起・購入)をオンラインからオフラインにつなげて、実際の購買行動などのビジネス効果を可視化。これにより、企業はユーザーの購買や来店を基点とした行動を事前に予測でき、継続的な改善と今後の広告・販促施策の企画立案に活用できるという。
Yahoo!セールスプロモーションでは、オンライン広告による認知からオフラインの店頭販促まで一気通貫したサービスを通じて、企業のマーケティング活動におけるユーザー理解の促進を支援するとともに、ライフスタイル・購買嗜好に合わせた最適なユーザー体験の提供を目指す考えだ。