オウケイウェイヴは24日、同社が顧客サポートソリューションとして展開するAIチャットボット「OKBIZ. for AI Chatbot」において、IVR(自動音声応答システム/Interactive Voice Response)と連携し、電話での問い合わせの内容から自動で適切な回答コンテンツへとSMS送信できるオプション「VOICE to WEB」の提供を開始した。

  • システムの概要(同社資料より)

「OKBIZ. for AI Chatbot」は、同社独自開発のAI"KONAN"を用いて、回答に必要な聞き返しを行いながら、対応するコンテンツのURLを導けるチャットボット。Q&Aサイト「OKWAVE」を運営する同社は"質問"と"回答"から成る3,700万件以上のQ&Aデータを持ち、これを学習するKONANは、コーパスを用意せずに手軽な導入や運営に貢献している。

今回提供される「VOICE to WEB」では、ルーシッド社のクラウド音声AI電話サービス「CallCall-IVR」と連携し、電話での問い合わせに対しても、SMSで適切なURLを自動送信できるようになる。同社では、電話サポート窓口の繁忙期や、夜間/休日など時間外の新たな顧客サポートチャネルとして活用することで、顧客満足度の向上や顧客対応の一層の充実やコスト軽減が期待できるとしている。