オープンワークは10月23日、「新卒入社してよかった会社ランキング2019」を発表した。同ランキングは、同社が展開している就職・転職のためのジョブマーケット・プラットフォーム「OpenWork」のデータを集計したもの。

今回、「あなたはこの企業に就職・転職することを親しい友人や家族にどの程度すすめたいと思いますか?」という質問に0~10点で答えるネットプロモータースコア(NPS)を20代の新卒入社社員(2012年以降入社)に限定し、73106件を集計した。

第1位となったのは、NPSスコア平均9.125のグーグルだった。これに、コスモイニシア(NPSスコア9.000)、マッキンゼー・アンド・カンパニー(NPSスコア8.429)が続いている。

10点満点でつけるスコアにおいて、上位企業は平均8点以上と高い点数が出ている。上位各社の新卒入社社員のクチコミを見ると、そこには若いうちから成長できる環境や自由さ、チームワークの良さを挙げる声が多く見られるという。

「よく知られていることではありますが、特にソフトウェアエンジニアにとっては技術的にも働き方的にも裁量が非常に広い会社です。基本的には、チームやプロダクトの目標に貢献していればどこでどのように働いていても (チームの他のメンバーとの仕事に支障がない限りは) とくに気にしない、という方針のマネージャーも多いです。組織の意思決定は、他のIT企業に比べてもかなり透明性が高いように思います(ソフトウェアエンジニア、男性、グーグル)」

「ルーティンなど単純作業ではなく、とにかく頭と体に汗をかきながら納得いくまで取り組めるため、成果に繋がった時の喜びが大きい。また、お客様にとって大きな機会に立ち会うため、深い信頼関係の上で大きな感動を与えられることもやりがいと感じる。個人のキャリアととにかく向き合ってくれる。手を挙げた人に対する挑戦は大いに歓迎され、若いうちから大きなプロジェクトを任せてもらえる(営業、女性、コスモスイニシア)」

「1年目から責任のある仕事を任せてもらえるので、プレッシャーがある反面自分が変わっていく感覚をクリアに感じることができる。クライアントから名指しで指名されたり、評価されることは自信にもつながる(コンサルタント、女性、マッキンゼー・アンド・カンパニー)」

  • 新卒入社してよかった会社ランキング2019 資料:オープンワーク