ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE)は10月23日、Amazon Web Services (AWS) およびMicrosoft Azureで実行できるエンタープライズ向けのクラウドストレージサービス「HPE Cloud Volumes」を、11月1日より国内で提供開始することを発表した。
同サービスは、HPE独自のフラッシュストレージ技術を使用してホストおよび管理される、従量課金モデルのクラウドサービス。
エンタープライズハイブリッドクラウド向けに設計され、データベースなど既存のエンタープライズアプリケーションから任意のワークロードを実行および移動して、オンプレミスとパブリッククラウドの間でデータを簡単にバックアップできるようになる。
AWSやAzureのクラウドストレージと同様に簡単操作で使用でき、ハードウェアやソフトウェアの所有・管理は不要となっている。
クラウドのシンプルさとエンタープライズグレードの信頼性に優れているほか、高速コピーによるバックアップの高速化やクラウドのレプリケーションとフェイルオーバー、ベンダーロックインや大規模データの移行に伴うコストの回避、ハイブリッドクラウドアプリケーションの移行と有効化が簡単、クラウドとデータセンターの全データ管理——といった特長がある。
価格は税別6万円~、提供開始は2019年11月1日。