Q-Successは10月22日(米国時間)、「Joomla loses nine times as many sites to WordPress as they gain from WordPress.」において、CMS (Content Management System)であるJoomlaからWordPressへのユーザー流出が続いていると伝えた。
WordPressからJoomlaに移ってくる9倍に当たるユーザがーJoomlaからWordPressへ移行しており、JoomlaからWordPressへの移行が止まらない状況が続いていることが示されている。
10月23日の時点で、WordPressからJoomlaへ移行したユーザーの割合は0.34%。逆に、JoomlaからWordPressへ移行したユーザーの割合は2.96%となっている。DrupalやTYPO3との間のユーザー移行に関してもデータが公開されているが、それらは0.02%から0.07%での推移となっており、WordPressと比較すると影響力は小さいものにとどまっている。
Q-Successの報告によれば、2019年10月におけるWordPressのシェアは34.6%で1位。2位はJoomlaだが、シェアは2.8%とWordPressと12倍以上の開きがある。Joomlaはシェア2位にあるものの、長期にわたってシェアを減らしており、CMSはますますWordPressが影響力を強める状況になっている。