JPCERT/CCは10月18日、CyberNewsFlashにおいて、US-CERTが10月17日 (米国時間)にWindows 7とWindows Server 2008 R2の延長サポート終了に関する注意喚起 (AA19-290A) を公開したとして、計画的に対応をとるよう呼びかけた。
Microsoftは2020年1月14日以降、Windows 7とWindows Server 2008 R2に対し、料テクニカルサポート・ソフトウェアアップデートおよびセキュリティアップデートを行わない。そのため、サポート終了後も2製品を使用した場合、マルウェアへの感染や情報漏洩といった被害を受けやすくなる。
US-CERTは2製品の延長サポート終了への対策として、以下を推奨している。
- OS のアップグレードを実施する
- 影響を受ける範囲を特定し、アップグレードしない場合のリスクアセスメントを行う
- サポートが継続されているOSもしくはクラウドサービスへのシステム移行を検討する
- アップグレードできない場合は、有償サポートが可能かマイクロソフトに確認する
JPCERT/CCは使用中のシステムを確認し、Windows 7とWindows Server 2008 R2が含まれている場合は、計画的に対応をとることを推奨している。