NTTデータ先端技術は10月18日、同社の「Hinemos」ブランドから監視・収集機能に特化した新製品である「Hinemos Monicolle(ヒネモス モニコレ) ver.1.0」を販売開始した。
価格は、Linux版のサブスクリプション シングルが年額60万円(税別)、サブスクリプション ミッションクリティカルが同120万円(同)。出荷開始は11月8日の予定。同社は同製品について、2022年度までに500本の販売を目指す。
新製品は、統合運用管理ソフトウエアであるHinemosのノウハウを生かして開発したという、監視収集ツール。
オンプレミス環境、仮想化・クラウド環境の多種多様なデータを収集し、システムリソースのリアルタイムの状態の監視から将来予測までが可能だという。
同製品は、監視・収集機能に特化し、必要な機能をワンパッケージで提供するもの。
仮想化・クラウド対応に対する機能を持ち、オンプレミス環境またはハイブリッドクラウド環境のいずれでも同じアーキテクチャで可用性構成が実現できるとのこと。また、サブスクリプション形式で提供するため、環境変更に関して費用変動が無い費用体系にて利用が可能という。
同製品の機能として同社は、監視・性能管理機能、収集・蓄積機能、リポジトリ機能、カレンダー機能、通知機能、アクセス機能、ノードマップ機能、インポート・エクスポート機能、レポート機能、クラウド・VM管理機能、環境構築機能、ミッションクリティカル機能を挙げる。
また同製品は、マネージャ、エージェント、クライアントの3つのコンポーネントで構成する。
なお同製品はサブスクリプション形式で提供し、エンタープライズシステムの運用管理に利用する際、ソフトウエア・アップデート・サポートをまとめて利用可能とのこと。販売は、請求書払いにも対応するというAmazonビジネスを通じて行う。