ソフトバンク株式会社の子会社で、位置情報を利用したビッグデータ事業を行うAgoop(アグープ)は10月7日、人の流れをグラフで可視化する統計解析の定型レポートサービスである「Papilio(パピリオ)」を提供開始した。料金は、オンライン版が1アカウントあたり年額20万円(税別)から、オフライン版が1レポートにつき30万円(同)から。

  • サービスの利用イメージ

新サービスは、1カ月単位や通年などの過去のデータを統計的に解析する定型レポートサービスであり、Origin Destination(どこから来たか)や時間帯別の人口推移などの情報を可視化する。

  • 分析の例

  • 操作画面

特別なスキルが無くても利用できるように設計しているといい、条件を選択してフィルタリングを設定することで、統計情報を確認できるとしている。

提供方法は、月ごとに自動更新するオンライン版と、インターネット接続が不要なオフライン版の2種類。同サービスの統計情報は、観光振興や新規出店計画、イベント分析などに定量的な指標として利用できるという。