リコーとシスコシステムズは、リコーの複合機とネットワーク機器を一元管理する「RICOH 共通ステータスダッシュボード for Cisco Meraki」と、ワンボタ ンでゲストWi-Fiアカウントを発行できる「RICOH ゲスト Wi-Fi ジェネレータ for Cisco Meraki」を開発したことを発表した。
今回開発した「RICOH 共通ステータスダッシュボード for Cisco Meraki」は、リコーの新世代複合機とクラウドベースでネットワークを管理できる「Cisco Meraki」を連携し、ネットワーク機器の帯域量・マップ位置情報や、リコーの複合機の出力枚数・消耗品残量・機器などを、ひとつのWeb画面上で一元管理できるもの。
リコーの複合機とCisco Merakiの連携により、時限のワンタイムパスワードを自動生成することが可能。ゲストWi-Fiアカウントを煩わしい登録をせず、複合機の操作パネル上でワンボタン発行できるという。これにより、ゲストごとに利用者情報を登録し個別にゲストWi-Fiアカウントを提供する煩雑さや、固定パスワードをゲストに配布するというセキュリティ面の課題を解決している。
リコーはこれらをグローバルでの提供を目指し、まずは日本市場において顧客での検証を進め、2020年初旬に提供開始予定だとしている。