博報堂DYメディアパートナーズは、ブロックチェーン技術をゲーム内に組み込む"dApps"(Decentralized Applications)分野における著作権管理システム「IP Ledger」と分散評価システム「PlayChain」を開発したことを1日、発表した。
同社は9月3日に、ブロックチェーン技術をゲーム内に組み込む"dApps"(Decentralized Applications)分野で、東京理科大発のスタートアップ企業Shinonome社との協業プロジェクト「PlayAsset」を発表(ニュースリリース)している。今回、同プロジェクトの成果物として2つのシステムを発表した。
「IP Ledger」は、dAppsゲームにおいてIP(Interllectual Propery/知的財産権)コンテンツの著作権を管理、コンテンツの2次流通市場での取引をトラッキングし、売買の監視と売買手数料の一部を著作料としてIPホルダーに支払う処理が可能になるという。
もう一つが、DAO(Decentralized Autonomous Organization)と呼ばれる組織内における分散評価システム「PlayChain」。組織内タスクを自動契約化、トークンを送り合うことでお互いを評価し、報酬を支払うシステムで「PlayAsset」内でも運用が開始されているという。