NECソリューションイノベータは10月3日、「NEC 働き方改革支援ソリューション」のクラウドサービスの提供を同日より開始したことを発表した。
同ソリューションのクラウドサービス化により、サーバの運用作業からの解放やイニシャルコストを抑えるなど、導入がより容易になった。
また、勤務状況を見える化しテレワーク等を支援する「ライトプラン」、PCロック・働き方の分析で残業抑制を支援する「スタンダードプラン」、チームを活性化し組織の生産性向上を支援する「アドバンスプラン」の3つのプランを用意し、企業の働き方改革の進捗や方針に合わせて導入できるようになった。
ライトプランでは、PCの利用開始と終了の時刻を取得し、正確な労働時間を把握で、きるほか、テレワーク等で拠点が離れている従業員の勤務予定や業務内容を把握できる。主な機能は、PC利用開始/終了時間の取得・ダウンロード、ダッシュボード、勤務予定申請・承認。
スタンダードプランでは、事前申請のない残業に対するPC操作のロックや、既存の勤怠システムとのデータ連携により、残業時間やその原因を組織ごとに比較するなど、働き方の分析を行うことが可能。主な機能はライトプランの機能に加え、PCロック、勤怠システムとの連携、働き方分析(残業時間データの参照)。
アドバンスプランでは、、従業員が使用するアプリケーションやファイルの使用時間の分析、チーム内でのタスクの共有、休暇計画の共有などにより、組織内における心理的安全性と生産性の向上を支援する。主な機能はスタンダードプランの機能に加え、自己分析(利用アプリケーションの分析)、業務の報告・共有(今日メール)、タスク共有、休暇計画の共有、PC利用アプリケーションの取得・ダウンロードとなっている。
1IDあたりの1か月の価格はライトプランが250円、スタンダードプランが350円、アドバンスプランが500円(いずれも税別、年間ライセンス)で、10ID単位での提供が可能となっている。