インターネットイニシアティブ(IIJ)は10月1日、オンプレミスからマルチクラウドまで多様なシステムの監視・運用における作業を自動化するという「IIJ統合運用管理サービス(UOM)」において、システムの運用管理に必要となる監視項目を特化し初期設定した状態で提供する「IIJ統合運用管理サービス(UOM) シンプルパック」を販売開始した。
価格は、初期費用がサーバ4台以下の場合で5万円(税別)、5台以上の場合は1台あたり1万円(同)、月額費用が1台あたり1万円(同)。
同サービスは、システム運用を行う中で発生するアラートを、自動的にフィルタリング、タスク(チケット)を登録管理し、予め設けたルールに沿ってオペレーションを自動実行するもの。
新パックは、システムの死活監視やログ監視など主要な監視項目をパッケージ化し、初期設定した状態で提供するため、短納期で導入できるという。
さらに、自動オペレーションのため、手軽に運用現場の作業効率の向上と負荷軽減を図ることが可能としている。
監視項目と自動運用においては、システムの死活監視、リソース監視、正常性確認、ログ監視など、よく使用する監視項目をテンプレート化し、同社の監視モジュールでシステム監視を実施する。
アラートを検知した場合は、事前に定めたルールに基づきコマンドセットやスクリプトを実行し、サーバやプロセスの再起動を自動で行う。アラートは電話またはメールで自動通知し、チケットとして自動起票する。