富士通エフサスは10月1日、LINEで利用可能なチャットボットサービスである「FUJITSU Managed Infrastructure Service スマートコンタクトサービス for Public」を提供開始した。価格は、初期導入が70万円(税別)、運用(基本)が月額40万円(同)。
新サービスは、転居の届出や戸籍謄本の取り寄せなどの住民手続に関する問い合わせに対して、LINEを通してチャットボットが対応する仕組みを提供するもの。
これにより、住民はLINEを通じて24時間多様な問い合わせが可能であり、加えて自治体窓口の効率化や対応のスピードアップを実現するという。
また、対応内容の変更や追加など、チャットボットの運用管理を同社が代行することで、自治体職員の業務負荷を軽減するとしている。
同サービスでは、シナリオ(対応の流れ)をチャットボットに組み込んで提供することで、自治体が短期間で導入でき、対応内容の更新は同社が代行するとのこと。オプションで、シナリオの変更や追加、アンケートの配信・修正も可能。
住民は、引越しに関する手続きを確認したい場合など、LINEのトーク画面から情報を容易に取得できるという。
取得可能な情報は、申請に必要な持ち物一覧、必要書類のデータ受信、申請期間、その他関連情報、問い合わせ先電話番号。