NIコンサルティングは10月1日、IoTを使用して従業員の家族の安否確認ができる見守り新機能である「NI Collabo SOS」を、同日に販売開始したグループウェアである「NI Collabo 360」に追加機能として搭載し提供を開始した。NI Collabo 360のユーザーは、IoTセンサーの利用料である月額1800円(1ユーザー、税別)で同機能を利用可能。

  • 利用イメージ

同機能では、離れた実家や不在中の自宅にIoTセンサーを設置することで、家族の安否確認ができる。

例えば、親が独り暮らしをする実家のドアなどにセンサーを設置、一定時間動作を検知しない場合にはアラートを同グループウェアに自動発信し、いち早く安否確認の行動を起こすことができるという。

また、自宅の子供部屋などにセンサーを設置した場合、子供が帰宅したら同グループウェアに通知が届くようにすることで、子供が鍵っ子状態になっている場合にも、無事の帰宅を把握可能という。

個人向けの見守りサービスとの大きな違いとしては、従業員自身が実家から離れて暮らしていても、センサーのアラートを会社で共有しておけば、現地に勤務する社員に様子を見に行かせることも可能な点。

同社では同機能が、事業継続計画(BCP)や育児支援の施策としても、中堅・中小企業にとって具体的で有効な解決策の1つになると考えている。

なお、同機能の利用にはセンサーの預かり保証金5000円が別途必要。