NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は10月1日から、米国のオブジェクトストレージサービス事業者であるWasabi Technologiesとの協業により、「Enterprise Cloud Wasabiオブジェクトストレージ」を業界最安値水準で提供すると発表した。
Wasabiストレージは、同社が企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)に必要な機能をワンストップで提供するプラットフォーム「Smart Data Platform」を構成する機能の1つ。
Wasabiストレージと「Smart Data Platform」のインターコネクトやデータ分析AIなどの機能を組み合わせ、最適なデータ利活用をセキュアに実現する。
Wasabiストレージは、アップロードやダウンロード、APIリクエストなどのデータ転送を無償で提供する。そのため、Wasabiストレージは競合製品と比べて安価に利用できるという。
また、API連携により、Amazon S3と同じ使い方が可能で、データの書き込み/読み込み速度は Amazon S3と比べて高いパフォーマンスを確保するという。
2019年12月にAPACで初めてとなる東京リージョンをNTT Comのデータセンターに開設する予定。これにより、日本、アメリカ、オランダのリージョンを環境に合わせて利用することが可能になる。