日本マーケティングリサーチ機構は9月30日、男女1574名を対象に実施した「働き方改革に関する意識調査」の結果を発表した。
2019年4月より働き方改革関連法が順次施行されており、運用から約6カ月が経とうとしている。回答者に働き方改革というワードを聞いたことがあるかを聞いたところ、 85.96%が「はい」 と回答し、認知度の高さが明らかになった。
しかし、働き方改革によって変わる内容を聞いたところ、 「なんとなく知っている程度」が37.04%、 「知らない」が13.21%と、内容を理解していない人が約半数にも上る結果となった。
さらに、「今回の改革で労働環境が良い方向に変化すると思うか」という質問については、 41.36%が「どちらかというと思わない」、 20.52%が「全く思わない」と回答し、改革を前向きにとらえていないことがわかった。
なお、現在の労働環境で一番変わって欲しいと思うものは「給与面」が43.96%で最も多かった。