NECは9月26日、MCデータプラスの安全書類作成サービス「グリーンサイト」と連携し、スマートデバイスを活用した建設現場で顔認証による入退管理を実現する「建設現場顔認証forグリーンサイト」を10月より提供開始すると発表した。価格は税別で30円/日(1現場で作業員1人が入退場した場合)、販売目標は3年間で1万現場を計画している。
グリーンサイトは、建設業界の元請会社・協力会社が労務・安全衛生に関する管理書類をクラウド上で簡単に作成・提出・確認することが可能なサービス。
今回、提供する建設現場顔認証forグリーンサイトは、スマートデバイスを活用し、作業員の現場入退時に顔認証を行うと同時にGPS位置情報を取得することで、誰が、いつ、どこで入退場を行ったかの情報を記録することができるという。
また、グリーンサイトに作業員名簿が登録されていれば、作業員個人に割り当てられたQRコードと顔情報の紐づけにより、グリーンサイト利用中のどの現場でも顔認証で入退場を可能としている。
なお、顔認証技術はNECの生体認証「Bio-IDiom」の中核技術であり、顔認証AIエンジン「NeoFace」を活用している。