PFUは9月26日、業務用OCR「DynaEye 10」のオプションとして、新たに「AI日本語手書きOCRオプション」を販売開始すると発表した。価格は要問合せで、買取とサブスクリプションモデルが選択できる。

「AI日本語手書きOCRオプション」は、富士通のAI技術「FUJITSU Human Centric AI Zinrai(ジンライ)」を採用し、PC向けのスタンドアローンパッケージとして提供するもの。 AIを高速に動作させるために必要となるGPUを利用することなく、同等の処理時間で動作させることができ、Zinraiの異種深層学習モデルと言語モデルにより認識精度を向上したという。

  • 「AI日本語手書きOCRオプション」搭載により認識精度が向上

文字に加え、非文字(文字として存在しない「へん」と「つくり」の組み合わせ)も一緒に学習させることで、フリーピッチの手書き文字列でも文字の区切りを正しく判別することができ、フリーピッチ手書き文字を従来の70%から、95.5%以上(PFUの検証結果)で高精度に認識するという。