NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は9月24日、データを利活用したデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、社会的課題の解決を通じた「Smart World」を実現するため、第1弾として、「スマートワークスタイル推進室」「スマートエデュケーション推進室」「スマートシティ推進室」「スマートファクトリー推進室」「スマートヘルスケア推進室」を10月1日に新設すると発表した。

「スマートワークスタイル推進室」は、日々の業務に伴う不便さ、非効率さに起因する時間・労力・人件費の無駄を軽減し、職場環境や仕事のやり方など働き方に関するさまざまな社会的課題を解決し、さらなる働き方改革を推進することを目的として設置されるもの。

「スマートエデュケーション推進室」は、学力格差の是正、教員の負荷軽減、不登校・いじめの抑止、AI・ロボットの台頭への対応といった教育に関するさまざまな社会的課題を解決し、日本の教育を変革することを目的として設置されるもの。

「スマートシティ推進室」は、都市の治安、エネルギー効率化など都市に関するさまざまな社会的課題をICTの活用により解決することを目的として設置されるもの。

「スマートファクトリー推進室」は、労働人口の減少や熟練工が持つ技術の伝承、スピーディーな製品開発という製造業が直面しているさまざまな課題解決を目的として設置されるもの。

「スマートヘルスケア推進室」は、高齢者人口の増加による医療費上昇、医師の高齢化、地域による医師数格差など、日本の医療を取り巻く社会的課題を解決することを目的として設置されるもの。

  • 「Smart World」を実現するための「Smart Data Platform」の全体像